京都大学アフリカ地域研究資料センターは、京都大学学内10部局から構成されるアフリカ学際研究拠点推進ユニットとの共同で、エチオピアの首都アディスアベバに京都大学アフリカオフィスを開設しています。また、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科との協力でアフリカ大陸の各地6ヵ所(ケニア、タンザニア、ザンビア、ナミビア、カメルーン、ニジェール)に研究調査の拠点としてフィールドステーションを管理・運営しています。

フィールドステーションは21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」(2002-2006年度)によって設置されたもので、その後、グローバルCOEプログラム「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」(2007-11年)の協力によって運営しました。その後、アフリカ地域研究資料センターが運営し、アジア・アフリカ地域研究研究科をはじめとする京都大学や他大学・研究機関の研究者に利用されています。

京都大学アフリカオフィスは、エチオピアのアディスアベバ大学にあり、アフリカにおける研究・教育・国際貢献活動の拠点として、そして研究成果の発信や広報活動、留学生の窓口として機能しています。また、フィールドステーションは現地におけるフィールドワークを基盤とした教育と研究の推進、セミナーやワークショップの開催、現地研究機関との協力体制の強化、研究成果の発信などに活用されています。

フィールドステーション所在地図

アフリカオフィス

カメルーン・フィールドステーション

ナイロビ・フィールドステーション(ケニア)

ザンビア・フィールドステーション

ナミビア・フィールドステーション

ニジェール・フィールドステーション