京都大学アフリカ地域研究資料センターでは学術調査・研究を進める研究プロジェクトだけではなく、アフリカ諸国を含む世界のアフリカ研究の拠点とネットワークを構築し、学術交流を続けています。また、ポスドク研究者や大学院生の研究活動が円滑に進むよう、国際連携や研究ネットワーク推進プロジェクトもすすめ、次世代の育成にも取り組んでいます。
京都大学アフリカ地域研究資料センター(CAAS)は1986年4月に創立され、アフリカにおけるフィールドワーク、文理融合による学際的な研究スタイル、そして過去から現在、未来へとつながる継続的な視点による教育と研究、そして、地域社会とのつながりにもとづく実践的なアプローチ、社会貢献を重視しています。アフリカをはじめとする世界各地の研究者との共同研究や成果の発信、国内外の大学・研究機関との学術交流のたしかな研究基盤をつくる活動を続けています。
京都大学では、これまで数多くの研究者が文系理系を問わず、長年にわたりアフリカを対象として幅広い分野の学術研究が続けられてきました。各研究科や研究所、研究センターにおける研究や教育、国際貢献活動を横断的につなぐことを目的として、2016年7月に「アフリカ学際研究拠点推進ユニット」が設立されました。このアフリカ学際研究拠点推進ユニットは略称、「アフリカユニット」…