サバンナの漁民―カメルーン半乾燥地における内水面漁民の移動性に関する研究― (京都大学アフリカ研究シリーズ029)

書籍情報

  • 稲井啓之(著)
  • 139ページ
  • 松香堂書店
  • 2022年

内容

カメルーン共和国における出稼ぎ漁民に関する民族学的研究および出稼ぎ漁民と地元コミュニティとの協働による水産資源管理の構築に関する研究。漁業という生業および出稼ぎ漁を生計戦略の1つに組み込みつつ、それをなりわいとする人々の特性を論じるために、ムズグンの漁民集団を対象とし、彼らの置かれた自然・社会経済的な環境との関係に着目しつつ、漁師のもつ気性について明らかにする。