模合(もあい)、面白すぎる! 庶民を支えるユイマール(相互扶助)か、それともただの飲み会か?! 文化人類学者がフィールドワークで出会った驚きの模合の数々。 沖縄社会をぐるぐるまわしてきた模合の過去、現在、未来をさぐるユニークな沖縄現代史。模合から見た沖縄とは。 ※もあい(模合)は「頼母子講・無尽講」と呼ばれ日本全国にあった慣習でした。沖縄では、現代も生活に根…
Since1994, when the guidelines for protected area management were published, IUCN has actively promoted the implementation of PAs such as National Park. Madagascar National Park ma…
アフリカ熱帯地域に定住したピグミー系狩猟採集民バカ(Baka)の社会では、おとなたちが子どもたちに対して物事を積極的に教える行為はほとんどみられず、模倣しながら経験を積むことが一般的である。こうしたなかで、バカの子どもたちが日々の暮らしや活動を通じて、どのようにまわりの人びとと関わりながら、健康に結びつく衛生感覚を養い、意識しているのだろうか。この発表では、…
調査地の屋外トイレを視察する原田准教授
Survival Strategies of Migrants and Internal Displaced Populations in Cameroon: Between Social Protection and Entrepreneurship Responses The various political crises in the Central…
This paper will outline the evolution of the World Heritage Centre criteria for listing world heritage and some of the institutional and political considerations that informed it e…
このたび、原田英典 アフリカ地域研究資料センター准教授が主導し、ザンビアの首都ルサカにおける水・衛生改善と下痢症リスクの低減に向けた新たな研究プロジェクトが開始されました。
大切な人の死―これは私たち誰しもが少なからず経験することである。しかし、誰しもが心に抱えているその喪失は、日常の中で意識するような題材ではなく、個人的に向き合っていくべきものという諦めが、死を前にした私たちをますます孤立させてきた。ボツワナに生きる狩猟採集民ブッシュマン(セントラル・カラハリ・サン)は、ふとした瞬間に溢れては消える喪失の感情を、繋ぎ合わせ共感…
子どもの成長はその子がおかれた家族や社会と深く結びついている。人類学は、子どもとそれをとりまく人々のやりとりが時代や地域によってさまざまなかたちをとりうることを示してきた。今回の発表では、南部アフリカのナミビア北中部に住んでいるクン・サンを事例として、こうした可能性について、皆さんと一緒に考えてみたい。具体的には、クン・サンにおける授乳の様式、ジムナスティッ…