第252回アフリカ地域研究会

第252回アフリカ地域研究会

ガーナ北部のボルガタンガ地方は「かごバッグ」の大産地である。そのかごの名をボルガ・バスケットという。ボルガ・バスケットは地域の人びとと諸外国の企業、開発機関を結びつけながら、世界に名の通る特産品となっていった。本発表ではとくに、外部からもたらされる技術や制度が地域の物質文化や生活のなかに取り込まれていく過程に着目し、いかにしてボルガタンガが「かごバッグの村」…

2020年度 アフリカ公開講座

2020年度 アフリカ公開講座

今回の公開講座は「在来知と生態学的手法の統合による革新的な森林資源マネジメントの共創」プロジェクトにかかわる研究を紹介します。

2020年度 公開講座 第1回「アフリカの森の暮らしをおびやかす諸問題」

2020年度 公開講座 第1回「アフリカの森の暮らしをおびやかす諸問題」

コンゴ盆地では、野生動物の肉が人々のタンパク源となってきましたが、近年、その持続性が疑問視されています。この背景を説明し、解決への取り組みについて議論します。

2020年度 公開講座 第2回「野生動物は何頭いるのか?」

2020年度 公開講座 第2回「野生動物は何頭いるのか?」

野生動物の数をできるだけ正確に知るための様々な方法を紹介し、それをアフリカ熱帯雨林での資源管理に活かす試みについて議論します。

2020年度 公開講座 第3回「野生果実はどのような役割を担いうるか?」

2020年度 公開講座 第3回「野生果実はどのような役割を担いうるか?」

生態的にも経済的にも重要な役割を有する野生果実を活かして、動物相を含む森林の保全と住民の生活向上がどのように両立可能かを考えます。

2020年度 公開講座 第4回「森林産品は誰がどこへ運んでいるのか?」

2020年度 公開講座 第4回「森林産品は誰がどこへ運んでいるのか?」

野生果実などの森林産物は「木を伐らずに森を利用する」ことで、森林保全とそこに暮らす人々の生活向上を両立できると期待されています。講座ではブッシュマンゴーをとおして、森の生産地から国際市場に至るまでの流通の実態を解き明かします。

2020年度 公開講座 第5回「生物多様性はどのように保全されるのか?」

2020年度 公開講座 第5回「生物多様性はどのように保全されるのか?」

カメルーン熱帯雨林における焼畑に焦点をあてて、文化的ランドスケープとしての熱帯雨林という視点から森と人の相互関係を紐解き、持続的資源利用や生物多様性保全のあり方について考えます。

第12回(2021年)京都大学アフリカ研究出版助成の公募のお知らせ

第12回(2021年)京都大学アフリカ研究出版助成の公募のお知らせ

2021年度全学経費の支援を受けて、「京都大学アフリカ研究出版助成」を実施します。この助成は、本学のさまざまな部局において実施されているアフリカ研究の成果を出版するためのもので、 アフリカに関する全学の研究資源の結集と研究の活性化、アフリカに対する積極的な姿勢 の学内外への周知をめざしています。

第251回アフリカ地域研究会(2021年3月9日開催)

第251回アフリカ地域研究会(2021年3月9日開催)

ケニア北部に広がる乾燥地域では、牧畜民の人々が数千年に渡って家畜を飼養しながら暮らしてきた。これらの社会は通常、近代国家の政治権力の及ぶ圏域の外部、またはその周縁領域と見なされている。しかし、実際にはイギリスによる植民地化以降、政府はこの地域の唯一の資源とも言える家畜に様々なかたちで介入し、その飼養者である牧畜民の生も方向づけてきた。本発表では植民地期から現…

ZAIRAICHI 2: MNGD Special issue 01-Making Networks for Glocal Development

ZAIRAICHI 2: MNGD Special issue 01-Making Networks for Glocal Development

エチオピアでのSATREPSプロジェクト『特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル』の2019年度の成果の一部を報告。

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