本学、名誉教授の市川光雄先生が、2021年7月9日に公益財団法人大同生命国際文化基金の第36回大同生命地域研究賞を受賞されました。受賞対象は、「アフリカの熱帯雨林と先住民の共存に関する総合的地域研究」です。
京都大学アフリカ地域研究資料センターは、皆さんの博士論文の成果を公刊する「京都大学アフリカ研究シリーズ」(ソフトカバー版)の出版をおこなっています。
近藤有希子助教が、2021年5月29日におこなわれた日本文化人類学会第55回研究大会にて、第16回日本文化人類学会奨励賞を受賞しました。受賞対象は、論文「悲しみの配置と痛みの感知ールワンダの国家が規定するシティズンシップと人びとのモラリティー」(『文化人類学』84(1): 58-77、2019年)です。
中尾世治助教が、2021年5月22日におこなわれた日本アフリカ学会第58回学術大会にて日本アフリカ学会研究奨励賞を受賞されました。受賞対象は、著書『西アフリカ内陸の近代:国家をもたない社会と国家の歴史人類学』(2020年、風響社)です。
エチオピアでのSATREPSプロジェクト『特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル』の2020年度の成果の一部を報告。
現代のエチオピア都市部における、新たなダンスの継承と表現の創造のあり方に着目し、そのなかでの人びとの実践にかんする記述をとおして、その特徴を明らかにする。
This research, a comparative case study in Ethiopia, sought to determine the significance of cultural tourism in people’s livelihood and its effect on the wellbeing of local people at tourist destinations.
狩猟採集社会では教育が行われないという。子どもが自発的に生業活動に参加し、知識と技術を身につける。学習の過程において子どもと周囲はどのように関わり、互いにどのように位置づけるか、そのメカニズムを膨大な調査データに基づき実証的に示した。
世界のアフリカ研究者が投稿する、京都大学アフリカ地域研究資料センター発行の国際ジャーナルです。掲載論文は原則的にオープン・アクセス化しています。
https://journals.openedition.org/tc/16054 高田明教授・田暁潔特任助教ほかが編著、高田教授、彭宇潔特任講師、園田浩司特任助教、田特任助教が寄稿した、「わざ」に関するTechniques & Culture誌の特集号が刊行されています。