世界最大級の滝ヴィクトリア・フォールズや、宣教師・探検家リヴィングストンの事跡で知られるアフリカ南部の国。周辺国同様の多民族国家ながら内戦や国際紛争を経験しておらず、先駆的な難民受入れ政策を行った経歴も。豊かな自然と多様な文化を余さず紹介する。
原田英典准教授の研究グループがJapan Society on Water EnvironmentからWET Excellent Paper Awardを受賞しました。受賞対象は、Journal of Water and Environment Technologyに掲載された論文”A Novel Method to Determine Blower Cap…
アフリカでは、古来より人やもの、情報のやりとりを様々に発達させてきました。そのなかでも、物理的な往来を容易くする「道」の存在は欠かせません。航空機や高速道路による長距離移動やSNSなどの情報通信が多用されるアフリカで、ともすれば村と村をつなぐふつうの「道」の重要性は看過されてきました。今回のアフリカセンター公開講座では、この「道」に注目して2019年からエチ…
カメルーン狩猟採集社会バカの大人が子どもに「教えない」のは、自律の規範があるからなのか。本研究は、大人の教示と子どもの学習について、実際の相互行為を分析することで当事者の視点から描き出す。実際は大人は子どもに「教えている」のだが、「教える・教えられる」関係に閉じようとしないゆえにそのように見えない。予測できない出来事に遭遇する自然環境で、学習者と熟練者との間…
本学、名誉教授の市川光雄先生が、2021年7月9日に公益財団法人大同生命国際文化基金の第36回大同生命地域研究賞を受賞されました。受賞対象は、「アフリカの熱帯雨林と先住民の共存に関する総合的地域研究」です。
京都大学アフリカ地域研究資料センターは、皆さんの博士論文の成果を公刊する「京都大学アフリカ研究シリーズ」(ソフトカバー版)の出版をおこなっています。
近藤有希子助教が、2021年5月29日におこなわれた日本文化人類学会第55回研究大会にて、第16回日本文化人類学会奨励賞を受賞しました。受賞対象は、論文「悲しみの配置と痛みの感知ールワンダの国家が規定するシティズンシップと人びとのモラリティー」(『文化人類学』84(1): 58-77、2019年)です。
中尾世治助教が、2021年5月22日におこなわれた日本アフリカ学会第58回学術大会にて日本アフリカ学会研究奨励賞を受賞されました。受賞対象は、著書『西アフリカ内陸の近代:国家をもたない社会と国家の歴史人類学』(2020年、風響社)です。
エチオピアでのSATREPSプロジェクト『特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル』の2020年度の成果の一部を報告。
現代のエチオピア都市部における、新たなダンスの継承と表現の創造のあり方に着目し、そのなかでの人びとの実践にかんする記述をとおして、その特徴を明らかにする。